屋根がボロボロの一戸建てを競売で落札

2012.01.16

競売物件でも痛い目に遭いました。それは、上里町のアパートをリフォームしている2002年夏の頃でした。同じ不動産業者の幹部が、「いい物件があるんですが、買いませんか?」と、声をかけてきたのです。私は以前の失敗に懲りていましたから、乗り気ではありませんでした。「いい競売物件が、安く出ているのです。本庄市中心部にある戸建て住宅がたったの890万円ですよ」それまで「素人は競売に手を出すな」と聞いていました。

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現地調査が困難ですし、占有者の問題もあります。つまり、買受人から法外な立退料をとるプロの占有屋がいるケース、元の所有者が移転先がないために居住しているケースなどがあり、競売で落札しても引き渡しが難しいことがあるのです。私がためらっていると、その不動産業者は、「大丈夫ですよ。いまの競売は昔と違って全然怖くありません。Sさんは印鑑とお金だけ用意してくれればいいんです。裁判所へ行く必要もありません。面倒な手続きは一切うちがやりますから」それでも半信半疑の顔をしていると、不動産業者はこう言いました。「ここだけの話ですけど、この物件は特別です。物件のなかが、よくわかっています」