中古車市場にあるとは思えないエンジン

2011.08.15

圧力に耐えきれず、ラジエター本体の接続部分がダメになる例もあるという。これは、エンジン回転数が低く、冷却水の循環量が少ないのに高温になる、渋滞での使用が多い日本ならではのことだ。まあ、ここまでいったエンジンはまず復旧不能なので、中古車市場にあるとは思えないが、その一歩手前のクルマはあり得る。バルブ回りが高温になって動きが渋くなり、バルブの軸が少し曲がってしまった、といった状態だ。この程度は復旧可能かもしれないが、保証なしで買ってしまってから自前で直すとなるとけっこうな出費になる。こういったオーバーヒート歴を見分けるには、エンジンルーム内に冷却水をブチまけた跡がないかどうか、がひとつの目安にはなる。ラジエター周辺から熱水が噴くことで、周囲が変色してしまうのだ。もっとも、展示車をピカピカにクリーニングしてから並べているような店だと、これも発見しにくい。その場合は、音をよく聞いて判断することになる。

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