フラボノイド類には、フラボン、フラボノール、フラバノン、フラバノノール、イソフラボン、カテキンなどがあります。植物に広く含まれていて、現在分かっているだけでも約3000種類あります。ビタミンPあるいはバイオフラボノイドと呼ばれるものは、ヘスペリジン、ルチンなどの混合物で、柑橘類などにビタミンCと一緒に含まれていて、血管を強くする働きがあります。また、女性ホルモンのような働きをするイソフラボンは大豆に含まれています。こうした栄養素は、抗酸化力がビタミンEの何倍もあるなどといわれていますが、そのほとんどは試験管の中での実験です。人間に対する効果は、緑茶とか大豆についての疫学調査で確認されていますが、人間がこうした栄養素を単独で摂る影響についてはほとんどデータがありません。植物全体で摂れば、フラボノイドだけでなく、その植物で一緒に働いているほかの栄養素も摂ることができます。植物そのもので摂るか、無精製栄養素の形で摂るほうが賢明です。一つ一つの栄養素の働きは知識として蓄えておけばよく、バラバラになった栄養素だけを摂るのはやめましょう。